首の寝違え | 30代 男性 東大和市
2020年6月30日
2020年7月3日
患者
30代 男性 東大和市
職業 会社員
首の寝違えの症状
5日前、朝起きたら首に痛みがあり、動かせなくなった。
少しずつ痛みは楽になったが、左首の痛みがなくならない。
特に上を向く時に痛みが出てしまう。
首の痛みをかばってしまい、肩や背中にも張りを感じるようになった。
首の寝違えの鍼灸治療と経過
以前にも何度か寝違えで動かせなくなったことがあるそうです。
今回は横になってスマホを見ていたらそのまま寝てしまい、枕をしなかったのが原因ではないかと言われていました。
平日は仕事が休めなかった為、土曜日に来院されました。
来られた時は首を上に上げる動作ができず、左を向くと痛みが出るとのことです。
うつ伏せに寝てもらい、首から背中にかけて鍼治療をしていきました。
「痛みはどうですか?」
「かなり楽になりました。まだ少し痛みがありますが普通に上を向けます。」
「どの辺に痛みが残りますか?」
「左の首の付け根と肩甲骨の上のあたりが残ってます。」
「では、もう一度うつ伏せに寝て下さい。」
肩甲骨の内側上部に鍼を打っていきます。
ここには肩甲挙筋という筋肉が付着しており、首からつながっています。
「痛みはどうですか?」
「全く気にならなくなりました。ありがとうございます。」
まとめ
首の寝違えの痛みは何もしてても気になってしまうので精神的にも辛いです。
お車を運転する方だとバックで振り返るのも嫌になりますよね。
寝違えは鍼治療がとても有効です。
問題となっている筋肉が特定できれば、一回の治療でも効果を出すことができます。
痛みを我慢せず、早めの来院をお勧めします。