ハムストリングが痛い|50代 男性 立川市
2019年12月19日
2020年6月23日
患者
主訴:ハムストリングの痛み 50代 男性 立川市
趣味 ランニング
ハムストリングの痛みの症状
2年前に左膝半月板を手術した。
半年前にランニングを再開。
2週間前にスピードを上げて走った翌朝、右ハムストリング付け根に痛みが出現。
練習を休むと痛みが緩和されるが、走るとまた痛む。
1週間後の10kmの大会に出たい。
ハムストリングの痛みの鍼灸治療と経過
右ハムストリングの内側がとても硬くなっていました。
痛みはハムストリング付け根の坐骨近くに感じていました。
特に半腱様筋が硬くなっており、付着部が引っ張られて痛みが出ているようです。
また、右足関節の可動域も小さくなっていました。
足関節が硬くなると、背屈動作がしづらくなります。
そうなると乗り込みが上手くできなくなり、脚が流れやすくなります。
その為にハムストリングの負担が大きくなっているのでは?と推測しました。
背中から右下肢後面と右足関節の周りに鍼治療をしました。
2回目(1週間後)
「レースは走れましたか?」
「無事に走れました。ありがとうございます。走っている時は大丈夫でしたが、終わった後に痛みが出ました。また来週ハーフマラソンを走るので治療に来ました。」
症状が改善されていたので、前回と同じように施術しました。
それに加え、股関節周りを入念にほぐしました。
3回目(3週間後)
「ハーフマラソンはどうでしたか。」
「コースがきつくて後半の上り坂で気になりましたが、しっかり走れました。年代別で3位になり、表彰台に乗れました。」
まとめ
ハーフマラソンを完走できただけでなく、結果を出せたことが嬉しかったです。今後はハーフで1時間20分を切ることを目標にされているそうで、それに向けて定期的に治療に来てくれるとおっしゃっていました。