ハムストリングが痛い|50代 男性 立川市

河川敷を走る男性ランナー

患者

主訴:ハムストリングの痛み 50代 男性 立川市

趣味 ランニング

 

ハムストリングの痛みの症状

2年前に左膝半月板を手術した。

半年前にランニングを再開。

2週間前にスピードを上げて走ったところ、翌朝に右ハムストリング付け根に痛みを感じた。

練習を休むと痛みがやわらぐが、走るとまた痛くなる。

1週間後に予定している10kmのロードレースに出たい。

 

ハムストリングの痛みの鍼灸治療と経過

右ハムストリングの内側がとても硬くなっていました。

痛みはハムストリング付け根の坐骨近くに感じていました。

特に半腱様筋が硬くなっており、付着部が引っ張られて痛みが出ているようです。

また、右足関節の背屈の可動域も小さくなっていました。

背屈動作がしづらくなると脚が流れやすくなるため、ハムストリングの負担が大きくなっているのでは?と推測しました。

背中から右下肢後面と右足関節の周りに鍼治療をしました。

 

2回目(1週間後)

「レースは走れましたか?」

「無事に走れました。ありがとうございます。走っている時は大丈夫でしたが、終わった後に痛みが出ました。また来週ハーフマラソンを走るので治療に来ました。」

症状が改善されていたので、前回と同じように施術しました。

レース後の疲労もあったので、全身に鍼治療をおこないました。

 

3回目(3週間後)

「ハーフマラソンはどうでしたか。」

「コースがきつくて後半の上り坂で気になりましたが、最後までしっかり走れました。年代別で3位になり、表彰台に乗れました!」

 

まとめ

ハーフマラソンを完走できただけでなく、目標を達成できたことが嬉しかったそうです。今後はハーフマラソンで1時間20分を切ることを目指して練習していくそうです。定期的に治療に来てくれるとおっしゃっていました。