腰痛 | 高校生 女性 立川市
患者
高校生 女性 立川市
陸上競技部 専門:中距離
腰痛の症状
2019年6月に痛みが出る。
練習を続け、試合にも出るが徐々に悪化。
腰からもも裏まで痛みがある。
練習を数日休むと良くなるが、走ると痛みが出る。
最近は授業中座っているのも辛くなった。
仰向けで寝ていると痛みが出てくるので、夜中に何度も起きてしまい熟睡できない。
11月の駅伝に間に合わせたい。
顧問の先生の勧めで9月に来院。
腰痛の鍼灸治療と経過
ベッドにうつ伏せに寝てもらい筋肉の状態を確認すると、とにかく全体的にパンパンに張っていました。
慢性疲労の状態です。
まずはこれを緩めないと次の段階に進めません。
肩からふくらはぎまで鍼治療をしました。
「痛みはどう?」
「身体が楽になりました。かなり張りがあったんですね。自分では気づきませんでした。」
2回目(一週間後)
「その後痛みはどうかな?」
「授業中、座っていても痛くなくなりました。夜も眠れるようになりました。
前よりは走れましたが、走った後が痛いです。」
立った姿勢を見ると腰が反っています。
走ると腰の反りが強くなり、痛みが出るのだと推測しました。
腸腰筋が硬くなると反りやすくなるので、腰の深部に鍼をしました。
治療後に外で少し走ってもらったところ、楽に走れたとのこと。
3回目(二週間後)
練習は継続できるようになったそうですが、痛みはまだあるとのことでした。
前回と同様の治療をして、ドローインというトレーニングを教えました。
4回目(二週間後)
「先生から聞いたけど、だいぶ走れるようになったみたいだね。」
「痛みなく走れています。ありがとうございました。駅伝が近いので、今日は疲労が抜けるように身体の調整をして下さい。」
全身にコンディショニングの鍼治療をしました。
まとめ
駅伝は大雨の影響で、河川敷が使えず、トラックでの大会になりました。
治療院をお休みにしてレースを見に行きました。走っている姿を見れて嬉しかったです。