ハムストリングの痛み | 大学生 女性 国立市
2020年1月16日
2020年6月23日
患者
大学生 女性 国立市
陸上競技 専門:七種競技
ハムストリングの痛みの症状
4ヶ月前から左ハムストリングに痛みがある。
練習はしているが、張りがずっと取れない。
最近、痛みが増してきた。
特にスタートダッシュで痛みを感じる。
コーチの紹介で来院。
ハムストリングの痛みの鍼灸治療と経過
ベッドに仰向けになってもらいSLRという可動域のチェックをしたところ、左脚が70度くらいまでしか上がらず、左右差が見られました。
臀部が硬くなったことにより、脚の上がりが悪くなり、ハムストリングに負担がかかっているようです。
ハムストリングの深部まで硬くなっていました。
腰、臀部、ハムストリングに鍼治療をしました。
2回目(10日後)
「痛みはどうですか?」
「左のハムストリングの痛みはなくなったんですが、右の前ももに痛みが出ました。」
長い間痛みを我慢していたので、バランスの悪いフォームになってしまっていたのでしょう。
今回は右の前ももを中心に、前回の左ハムストリングも鍼治療していきました。
3日後にコーチに連絡を取り、状態を確認しました。
痛みが取れて練習できているとのことで、安心しました。
まとめ
今までマッサージに行っていたそうですが、なかなか痛みが取りきれなかったそうです。
鍼の利点として、深部の筋肉をダイレクトに緩めることができます。
痛みではなく、張りだと“これくらいなら大丈夫”と思いがちです。
しかし、長い期間放置すると肉離れを起こしたり、かばった動きになった結果、別の部位の痛みを引き起こすこともあります。
しばらく張りが抜けないと感じている方は、鍼治療をご検討されてはいかがでしょうか?