ハムストリングの痛み | 大学生 女性 国立市

陸上競技のスタート練習

患者

大学生 女性 国立市

陸上競技 専門:七種競技

 

ハムストリングの痛みの症状

4ヶ月前から左ハムストリングに痛みがある。

練習はしているが、張りがずっと取れない。

最近、痛みが増してきた。

特にスタートダッシュで痛みを感じる。

コーチの紹介で来院。

 

ハムストリングの痛みの鍼灸治療と経過

ベッドに仰向けになってもらいSLRという可動域のチェックをしたところ、左脚が70度くらいまでしか上がらず、左右差が見られました。

臀部が硬くなったことにより、脚の上がりが悪くなり、ハムストリングに負担がかかっているようです。

ハムストリングの深部まで硬くなっていました。

腰、臀部、ハムストリングに鍼治療をしました。

 

2回目(10日後)

「痛みはどうですか?」

「左のハムストリングの痛みはなくなったんですが、右の前ももに痛みが出ました。」

長い間痛みを我慢していたので、バランスの悪いフォームになってしまっていたのでしょう。

今回は右の前ももを中心に、前回の左ハムストリングも鍼治療していきました。

3日後にコーチに連絡を取り、状態を確認しました。

痛みが取れて練習できているとのことで、安心しました。

 

まとめ

今までマッサージに行っていたそうですが、なかなか痛みが取りきれなかったそうです。

鍼の利点として、深部の筋肉をダイレクトに緩めることができます。

痛みではなく、張りだと“これくらいなら大丈夫”と思いがちです。

しかし、長い期間放置すると肉離れを起こしたり、かばった動きになった結果、別の部位の痛みを引き起こすこともあります。

しばらく張りが抜けないと感じている方は、鍼治療をご検討されてはいかがでしょうか?